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歯科用レーザーの種類

[2025年04月19日]

歯科用レーザーの種類

歯科で使用出来るレーザーには様々な種類があります。

湯島なかがみ歯科で使用しているレーザーはNd:YAGレーザーになります。製品名はストリークです。ストリークは出力可変式のレーザーで様々な用途で使用出来ます。

保険診療で使用出来るレーザーより多機能and 生産台数が限られたものになりますので自費治療になります。

レーザーの種類に関わらず、歯科の保険で認可の下りているレーザー(大手のメーカーの製品)は保険でも使用出来ます。

ストリークは国内で販売台数が限られた特殊なレーザーのため保険認可はされてないです。虫歯除菌、歯質強化、歯周治療などの用途になりまして、大きな違いはレーザーを当てながらチタン乳液で冷却を同時に行うので術後のダメージが少ない点になります。

また歯科用レーザー治療は、特定の条件下で保険適用となる場合があります。以下に主な保険適用の対象と条件をまとめました。

○保険適用となる主なレーザー治療

1. 虫歯治療(う蝕処置)

2008年より、Er:YAGレーザーを使用した虫歯治療が保険適用となりました。このレーザーは、歯を削る際の痛みや不快感を軽減し、麻酔が不要な場合もあります。

2. 歯周病治療(歯石除去・歯周ポケット内の殺菌)

2010年から、歯周病の治療においてもレーザー治療が保険適用となりました。特に、Er:YAGレーザーを用いた歯石除去や歯周ポケット内の殺菌処置が対象です。

3. 軟組織の処置(口内炎・歯肉の切開など)

2018年以降、口内炎や歯肉の切開など、軟組織へのレーザー処置も保険適用の対象となりました。これにより、患者さんの負担が軽減され、治療の選択肢が広がっています。

○保険適用外となるケース

以下のような治療は、保険適用外となる場合があります。事前に歯科医院で確認することをおすすめします。

・メラニン色素除去(歯ぐきの黒ずみ改善)
・審美目的の歯肉整形
・インプラント周囲炎の治療
・知覚過敏の治療

○まとめ

歯科用レーザー治療は、虫歯や歯周病、軟組織の処置において保険適用となる場合があります。ただし、治療内容や使用するレーザーの種類によっては保険適用外となることもありますので、治療を受ける前に歯科医院で詳細を確認してください。

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