歯周病(歯槽膿漏)

Perio

歯周病(歯槽膿漏)は全身の健康に直結!

元々、私自身は歯ブラシが下手で歯と歯の間に虫歯を作ることがよくありました。ある時、歯間ブラシの存在を知り、試しに奥歯に通してみました。その瞬間、肉片と悪臭がしたのです。その日からは食後は毎回歯間ブラシを使うようにしましたら虫歯は出来なくなりました。

私が受けたセミナーによると、歯ブラシだけだと汚れの除去率は60%、歯間ブラシを併用すると90%に上がるとのことです。
まずは歯間ブラシも使ったセルフケアが重要ということです。※歯間ブラシも通せないくらい歯茎がしっかりしている方以外は使用した方がいいと思います。

また食習慣も見直しました。以前は甘い飲み物が好きで、コーヒー牛乳やのむヨーグルトをよく飲んでいました。食育のセミナーで砂糖の害(免疫力低下や依存性がある)を学んでから極力飲み物は無糖、食べ物は免疫力上昇に繋がるものを摂るようになりました。

口の中が不衛生な時は風邪にかかりやすかったのですが、適切なセルフケアと食習慣が身についてからは大病もなく、健康に過ごせています。

いろんな方のお口の中を診ていると、お口の健康が全身の健康および健康寿命に直結していると感じています。

当院では効果的な歯ブラシのやり方や各々のお口に合った歯ブラシや歯間ブラシを選定させていただきます。健康で永く歯が持たせられるように全力でお手伝いさせていただきます。



歯周病(歯槽膿漏)とは、様々な要因で歯槽骨と呼ばれる歯を支える骨が溶けてしまい、歯茎の出血、腫れ、口臭、歯の揺れ、噛んだときの痛みなどの症状が出てくる歯茎の病気です。

歯ぐきの病気として世界で一番まん延していることでも知られていて、世界でも70%の人が何らかの歯周病(歯槽膿漏)を患っているとされています。
さらに、9億人を超える人々が深刻な状況に悩まされていることも、アンケート調査などでわかっています。

一度、歯周病(歯槽膿漏)に罹患すると治るのが難しい、あるいは治らないとあきらめている人が多いくらい、治癒が難しいとされています。
しかし、適切な治療が行われれば、かなりの確率で状況を好転することが可能です。

歯周病(歯槽膿漏)の原因

歯周病(歯槽膿漏)の原因の多くは、歯垢や歯茎内部の歯石、口腔内の歯周病菌が原因で起こります。歯磨きが不十分であると歯や歯ぐきの間に歯垢や歯石がたまってしまいます。それによって口の中に歯周病菌がまん延してしまうのです。

また、病気や体調不良、生活習慣などが歯周病(歯槽膿漏)の原因になる場合があります。病気の面では糖尿病などの持病があげられますし、体調が悪化することで抵抗力が落ち、歯周病菌が増えてしまうことがあります。
生活習慣の面では、睡眠不足やストレス、食事のバランス、喫煙などがあげられます。
さらに、遺伝的な要因や、噛み合わせが悪いなどで歯垢が溜まりやすいといったことも大きく関係しているのです。

一般的な歯周病(歯槽膿漏)
治療の問題点

歯周病(歯槽膿漏)治療の基本は、原因となっている要因を取り除くことです。歯磨きをする事はもちろんですが、正しい歯磨きを実践しなければいけません。
これは、歯科医院でブラッシングなどの指導を受けることで正しい歯磨きの仕方を学ぶことができます。
具体的な治療としては、歯垢や歯石を取り除くことから始めます。
これ自体は簡単なのですが、歯周病(歯槽膿漏)の原因を取り除くあるいは緩和することができても、歯周病(歯槽膿漏)の治療は難しく、予防や進行を遅らせることはできても、完治に結びつかないことが多いのです。

また、歯科医院での一般的な治療も、歯ぐきの切開など痛みを伴うことが多く、それが患者さんの治療意欲を削ぐ結果になっています。
また、根治するまでに時間がかかるのも問題とされています。

当院の新しい歯周病(歯槽膿漏)
治療の方法

近年では、従来とは異なる歯周病(歯槽膿漏)治療法が開発されています。例えば、20秒のうがいで口内を除菌することができる、次亜塩素酸電解水を使った治療法があります。また、抗真菌剤などを使った治療法も効果が確認されています。

歯周病(歯槽膿漏)の薬

現在市販されているものは、進行と炎症を抑える薬がメインで根本的な治療薬ではありません。これは、歯周病(歯槽膿漏)が細菌が原因で起こる病気というのが定説だったからです。それが、最近になって歯周病(歯槽膿漏)の原因が、カビなどのカンジダ菌が大きく関係していることがわかってきました。歯周病(歯槽膿漏)の患者の歯や歯茎の表面にカンジダ菌の胞子が多く侵入していることが確認されたのです。この事実をもとに、歯周病嫌気性菌に抗菌力を発揮する抗生剤や抗カビ剤などが治療に用いられるようになりました。

■歯周病(歯槽膿漏)の薬 ジスロマック
・ジスロマック

ジスロマック(アジスロマイシン)はマクロライド系の新しい抗生物質です。強い抗菌力を発揮する抗生物質で、1日1回2錠の服用を3日間続けることで、歯周病嫌気性菌に高い効果が期待できます。

これは、ファゴザイトデリバリーという病原体を取り込んで処理する食細胞の働きが大きく、強い抗菌力を持ちながら副作用が少ないことが評価を得ている抗生物質です。

■新しい歯周病(歯槽膿漏)治療薬 次亜塩素酸電解除菌水及び除菌水クリーニング

歯周病(歯槽膿漏)の治療に新しく登場したのが次亜塩素酸電解除菌水です。毎日、次亜塩素酸電解除菌水を口に含んで20秒間うがいをすることで、ほぼ完全に除菌(溶菌※)ができるとされており、歯垢も分解除菌洗浄する口腔洗口液です。

※溶菌:歯周病菌や、むし歯菌を溶かすこと

強い除菌力がある一方で体への影響がほとんどないことから、歯周病(歯槽膿漏)の新しい治療法として、現在もっとも注目されています。

当院では、これにプラズマレーザーを取り入れた、歯科医院で行う次亜塩素酸電解除菌水歯周病治療も行っております。

プラズマレーザーを使用した次亜塩素酸電解除菌水歯周病治療の特徴
  • ・治療回数が少なくて済む
  • ・歯ぐきを切らない
  • ・歯周病菌をほぼ完全に殺菌分解洗浄

オーラループ・マグネシウム歯磨きで
効果的なオーラルケア

現在市販されているものは、進行と炎症を抑える薬がメインで根本的な治療薬ではありません。これは、歯周病(歯槽膿漏)が細菌が原因で起こる病気というのが定説だったからです。それが、最近になって歯周病(歯槽膿漏)の原因が、カビなどのカンジダ菌が大きく関係していることがわかってきました。歯周病(歯槽膿漏)の患者の歯や歯茎の表面にカンジダ菌の胞子が多く侵入していることが確認されたのです。この事実をもとに、歯周病嫌気性菌に抗菌力を発揮する抗生剤や抗カビ剤などが治療に用いられるようになりました。

■オーラループ
オーラループは体内にもともと存在するもので、三リン酸5Na(ポリリン酸)を主成分としたものです。
ジェル状になっていて、患部(歯ぐき)に塗ることで、ポリリン酸の組織を再生する効果が期待できます。
歯や歯ぐきを健康な状態にする効果もあるので、次亜塩素酸電解水でうがいをした後にオーラループを塗布すると、より効果的に歯周病(歯槽膿漏)の治療が可能です。
■マグネシウム歯磨きペースト
マグネシウム入りの歯磨き粉で、普段の生活の中で不足しがちなミネラル(マグネシウム)を歯磨きによって積極的に補う治療法です。
歯周病(歯槽膿漏)の進行とともに起こる知覚過敏の改善にも効果があります。

体質改善による
歯周病(歯槽膿漏)治療

体質改善と聞くと生活習慣病の治療などが思い浮かびます。歯科治療には関係がないと思いがちですが、歯周病(歯槽膿漏)の治療には体の免疫力を高めることも大切です。
歯周病に悩まされている人なら経験があるかと思いますが、体調が悪いときほど歯ぐきが疼いたり腫れやすくなります。
これは、歯周病(歯槽膿漏)などの口腔内の病気は、体の免疫力と密接に関係しているためです。
さらに、高血圧、動脈硬化、高脂血症、肥満、糖尿病などの生活習慣病が、歯周病(歯槽膿漏)を悪化させる要因になっていることも最近の研究でわかってきました。
以上のことから、体質を改善することで歯周病(歯槽膿漏)の予防や治療が期待でき、さらには生活習慣病の治療にも効果が期待できるというわけです。

歯周病(歯槽膿漏)の症例

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  • After
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