コラム

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インビザライン 失敗

[2025年07月19日]

インビザライン(透明なマウスピース型矯正装置)は、多くの患者にとって効果的な治療法ですが、正しく使わないと「失敗」と感じるケースもあります。以下に代表的な失敗パターンを紹介します。

◯よくあるインビザラインの失敗パターン

1. 装着時間が不足する

・原因:1日20〜22時間の装着が必要だが、守られていない。
・結果:歯が計画通りに動かず、治療期間が延びたり、効果が出ない。

2. 自己管理が甘い(装着・清掃・保管など)

・食事や歯磨き後に装着を忘れる
・マウスピースを無くす・破損させる
・清掃を怠って口腔内が不衛生になる

3. 計画通りに歯が動かない

・骨の状態・歯の形・噛み合わせの複雑さにより、シミュレーション通りに動かないことがある。
・アライナーの追加作成(再スキャン)が必要になる。

4. 担当医の経験不足

・インビザラインは設計・管理が重要。未熟な医師が担当すると、誤った計画になることも。
・特に難症例では、矯正専門医の経験が成功に直結。

5. 過度な期待(適応外の症例)
・重度の叢生(ガタガタ)や顎のズレはインビザライン単体での改善が難しい場合がある。
・ワイヤー矯正や外科手術が必要なことも。

◯失敗を防ぐためのポイント

◎信頼できる矯正専門医を選ぶ

1.実績を確認
2.装着時間を徹底する(毎日20時間以上)
3.定期的なチェックを怠らない
4.自己管理をしっかり行う
5.事前にシミュレーション(クリンチェック)を確認する

湯島なかがみ歯科では院長自らが設計を監修しており、他院でインビザラインを離脱された方もセカンドオピニオンで引き受けたりすることもあり、数多くの症例を治療してきています。

また院長自身も過去に矯正を経験しており、後戻り防止用のリテーナーを毎晩つけていても微妙に並びは変化します。年齢と共に歯並びは変わり、悪い方向に変化するとかみ合わせの力で歯及び口の中がダメージを受けます。悪くなる前に歯並びを治し、安定させましょう。そうすれば歳を取っても自分の歯で美味しく食事が出来るはずです!

審美だけでなく、歯の寿命を延ばすためにマウスピース矯正を考えてみてください。

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