コラム

Column

根管治療の話し

[2025年06月21日]

根管治療の話し

歯の治療の中で虫歯やかみ合わせの力により、歯の根に炎症が出来ると歯茎が腫れて膿が出てきます。症状としては歯茎を押すと痛い、咬むと痛いという形です。そのような状況であれば治療をおすすめします。

①一般的な治療のやり方

歯の神経の中が汚染されていますのでそこを徹底的にお掃除します。無菌化出来ますと炎症が無くなるので腫れや痛みが治まってきます。

②炎症は再発する?

根管治療が終わった歯は土台を立てて被せ物をして治療が完了します。ただ、その根管治療が不十分だったり、再度の虫歯やかみ合わせの力で再発してしまうことがあります。

その時の治療を再根管治療といいます。

③再根管治療とは

再根管治療は一度根管治療で歯の神経の中をいじられていますので難易度が上がります。神経の中を十分に掃除出来ないと何回通っても治らないという状況になります。

④再根管治療を含めた難しい根管治療の治療の流れ

湯島なかがみ歯科では根管治療で難しい症例と診断した場合、歯内療法専門医(根管治療の専門)に紹介状を出して治療を進めてもらっています。

専門医ではマイクロスコープを用いて熟練の技術を駆使した精密根管治療が出来ます。

専門医での治療は根管治療の再発率が保険の根管治療が40%であるのに対し、5%以下と言われています。

もちろん何回も根管治療をすると傷口をえぐるようなイメージなので段々歯は弱くなっていきますので再発させないことが重要です。

⑤まとめ
根管治療の段階は歯として生き残るか最終段階ではありますので歯の寿命のことを考えますと、神経が残せる段階であれば神経を保存し(湯島なかがみ歯科では神経を保存する処置が得意です)、残念ながら根管治療の段階では状況により専門医に行かれた方がいいと思います。

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